ETIAS エティアス(欧州渡航情報認証制度)
なんと2021年1月1日よりヨーロッパの国々を今までのように自由に旅行が出来なくなるのです!
その日よりETIASエティアスが必要となるからです。
なんだか聞いたことある響きですね。
そうです、ESTAです。
米国「ESTA」
オーストラリア「ETAS」
カナダ「eTA」などです。
ETIASエティアスとはビザが免除されている
日本やアメリカなどの国民がシェンゲン協定国である
ヨーロッパの一部の国ににビザを取得せず訪問するために必要な制度です。
EU Travel Information & Authorisation Systemの頭文字を取ったものです。
2021年以降はコレがないとヨーロッパの国に入国が出来なくなります。
取得発行自体は米国「ESTA」と大差ないものだそうです。
どんな制度かというと、事項に挙げておきます。
ETIASの制度
シェンゲンビザ地域に渡航予定の第三国のビザ免除渡航者をインターネット上で事前に審査を行う仕組み。
ETIAS対象地域に渡航予定の渡航者は(ETIAS)欧州渡航情報認証に申請し許可が出ないとビザ免除で渡航することはできません。
収集されたデータは徹底した情報保護されたうえで、インターポールなどの国際公的機関などのデータベースと照合され、潜在的なセキュリティ・リスク予測として活用されます。
ETIASは一般的なビザとは異なります。
ビザ目免除国は引き続きビザ免除で渡航することが可能ですが入国条件として旅行前にETIASの申請・許可を得なければなりません。
ETIAS利用条件
ETIASは、観光、ビジネス、トランジット
などの目的の旅行にのみ利用可能です。
航空機、船舶、陸路などで搭乗・移動する前にETIASの有効性が確認されるため、
ETIASが承認されていない場合、旅行者は飛行機、ボート、バスなどのに搭乗することはできません。
まとめると
旅行前にETIASの申請・許可が必要です。
承認されていない場合、主なEU圏に入国できません。
という事です。
2020年の末年から2021の年始でヨーロッパをご旅行される方は要注意です。
対象国は?(主にEU圏)
以下の国へビザ無しで渡航する場合は2021年以降、事前にETIASの申請が必要です。
アイスランド、イタリア、エストニア、オランダ、オーストリア、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、バチカン市国、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポルトガル、ポーランド、マルタ、モナコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、ルーマニア
申請に必要な入力情報
ETIASの申請フォームに必要な入力事項は下記です。
申請者情報
1.姓
2.名前
3.生年月日
4.その他の名前
5.出生地
6.性別
7.現在の国籍
8.申請者の親の名前
9.自宅の住所
10.メールアドレス
11.電話番号
パスポート情報
1.パスポート番号の情報
2.他の国籍や市民権に関する情報
3.永住権の住所。
その他質問
最初に入国する国
学校または現在の職業情報
適格性の質問
1.病状または他の感染性または伝染性の寄生虫性疾患に関連する。
2.過去の犯罪の有無
3.戦争地域の国への渡航歴
4.移民または渡航履歴について
5.EU加盟国にへの入国拒否または強制送還歴
6.申請者が未成年者の場合、未成年者の責任者の身元について
7.申請者が申請人本人とは異なる第三者によって提出された場合、その者およびその会社の身元(該当する場合)
ETIASに関するまとめ
- ETIASとは?
旅行客がEUから受ける様々なセキュリティチェック証明書です。
- ETIASはいつから導入?
制度は2021年1月1日から導入が予定されてます。
- ETIASの有効期限は何年?
パスポートの有効期限が3年以内の場合はパスポートの有効期限内までが有効期限となります。
- ETIASの申請はどのように行う?
ETIASはオンライン申請です。
申請者の情報をオンラインフォームへ入力してE.U連合からの審査結果を待ち、認可されたら無事発行です。
- 支払い方法
決済手段はクレジットカード決済のみとなります。カードブランド詳細は未定ですが、ビザ、マスターはまず外れないでしょう。
- ETIASの情報を間違えた場合は払い戻しができる?
ETIASの情報を間違えてしまった場合は再度申請が必要になります。
電子ビザと同様の扱いで、パスポートにETIASの番号がリンクされてしまった後のキャンセルは一切できません。
- 子供にもETIASの申請が必要?
ETIASは年齢に関係なくE.U諸国への渡航にビザが免除されている旅行者は申請する義務があります。
出典:ETIAS
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