JGC資格の更新の考察

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JALグローバルクラブの日本地区以外の規約変更

数日前に一瞬ヒヤリとしたのが、

 

2021年度の資格の更新より、自動更新の基準が変わります。
2020年1月~12月の12カ月間にFLY ON ポイントを35,000ポイント以上またはJAL国際線にJMBマイル積算対象運賃で14回以上ご搭乗いただいた方は自動更新となります。

 

と言う文脈をツイッターで見かけました。

じつはJALグローバルクラブの日本地区以外の規約変更の文面で、日本在住の方にはなんの影響もありませんでした。

しかしながら海外在住の方は日本在住の方とはちがい、条件付きでJGCの資格を維持しておりました。下記がその条件です。

毎年1月〜12月の12カ月間にFLY ON ポイントを25,000ポイント以上またはJAL国際線にJMBマイル積算対象運賃で10回以上ご搭乗いただいた方は自動更新となります。
資格更新時に上記基準を達成されていない場合には、3月初旬にJMB積算マイル口座から自動的に5,000マイルお引き落とし*のうえ、資格更新とさせていただきます。

  • *18歳以上のJALファミリークラブ会員の方はファミリープールより優先的に5,000マイルお引き落としとさせていただきます。5,000マイルお引き落としできない場合は、資格更新できません。更新時にJALカード CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナをお持ちの方は、JALカード年会費を申し受けることにより、JGC資格更新となります。

更新後有効期限:更新した日の翌年の3月末日まで

 

ワンワールドサファイア(ビジネスクラス相当の空港サービス)と同等のサービスを、通常の半分のFLY ON ポイント(25,000)で維持できるからありがたいと言えばありがたいサービスではありますが、日本在住の方と比べると厳しくはあります。

JALグローバルクラブの日本地区規約

  • 資格の更新

JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナのいずれかをお持ちいただく限り自動更新されます。

JALカードを退会されますと、JALグローバルクラブも自動的に退会となり、JALグローバルクラブの各種サービスが終了となります。

これだけです。

いかに簡単で楽に上級会員を維持できるのでしょうか。

ありがたい制度です。こんなユルユルなのはJALさん、ANAさんくらいです。

他のワンワールド上級会員制度

いくつか上げてみます

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) Tier points

SILVER 600 + BA便4区間以上搭乗または提携航空会社※便50区間搭乗 ワンワールド・サファイア同等 

Lifetime Gold member :35,000 Tier points獲得

カンタス航空(QF) Status Credits

GOLD 700(うち最低4区間はQF/JQ/3K/GK/BL便) ワンワールド・サファイア同等

Lifetime Gold member :14,000 Status Credits獲得

アメリカン航空(AA) 上級会員資格

Platinum 50,000EQMまたは提携航空会社(※便60区間搭乗) + 6,000EQD

※EQM : 上級会員資格取得の対象マイル数
EQD : 上級会員資格取得に必要な利用ドル

Million Miler :AA便、提携航空会社のフライトで1,000,000マイル獲得でLifetime Gold会員

 

と、なかなか厳しい条件となっております。

JGC制度の見直しはあるのか?

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私もその一人ですが、JALグローバルクラブに入会している方にとって、条件悪化が恐ろしいです。

現在JGC会員は飛行機に乗らなくても「ワンワールド・サファイア」の保有資格が維持され、世界中の空港ラウンジ利用や優先チェックインのサービスを受けられます。

10年くらい前までは海外在住会員と同じく、毎年JALの飛行機に乗って20,000 fly onポイントを取らないと、翌年からサファイアの資格を剥奪されていた様です。

まとめと考察

JALグローバルクラブCLUB-Aカードの維持費が¥10,800

他社はものすごく上級会員になりにくく、大変なことを考えるとわずか(それでも大金)¥10,800で維持できることを考えるとJGC修行や維持はお得と言えましょう。

上級会員制度は改悪、改悪の方向で流れているので「個人向け」優遇制度は廃止の方向へ向かっていくというのが、有力な見方ではないでしょうか?

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